自民党が、7月の参院選の改選1人区で敗れた10県連に総括文書の提出を求めている。野党の一本化候補と対決した32の1人区は22勝10敗。党内は「完勝ではない」(石原伸晃元幹事長)と受け止めており、選対では敗因の分析を進めて、今後の国政選挙に生かす方針だ。

 参院選は当初、堅調な情勢が伝えられた。だが東北4県で接戦を落とすなど、1人区の取りこぼしが目立つ結果に。10敗のうち7選挙区は野党候補との得票差が5ポイント以内で競り負けた。

 甘利明選対委員長は先月30日の党役員会で「1人区で敗れた県連に、敗因を分析し、次の戦いに備える報告を出してもらう」と強調した。