東邦亜鉛は10日までに、安中製錬所(群馬県安中市)が道路の基盤用などに出荷した非鉄スラグ製品の一部に、土壌環境基準を超える鉛やヒ素が含まれていたと発表した。公園やガーデニング用など人に触れる可能性がある場所にも使われており、同社は昨年から撤去を進めていたがこれまで発表していなかった。健康被害は報告されていないという。

 東邦亜鉛によると、非鉄スラグは亜鉛の製造工程で出る砂利のような形のもので、セメントや道路の基盤材として販売していた。2016年に他社の品質問題や日本鉱業協会のガイドライン変更を受け同年4月以降出荷を停止した。