「おれおれ詐欺」などの特殊詐欺のグループが事前に資産状況や現金の保管場所、家族構成を聞き出す「予兆電話(アポ電)」について、警察庁は初の全国調査を実施し1日、今年4月以降の3カ月間で3万5289件に上ったと発表した。全都道府県で確認され、東京、埼玉、大阪など大都市圏で手口が広がっている実態が判明した。

 今年上半期(1~6月)の特殊詐欺全体の被害額(暫定値)は146億1千万円で、だまされた被害者の隙を見てキャッシュカードをすり替える手口も特殊詐欺(窃盗)として新たに計上、この分も含め前年同期比で39億8千万円減少した。