【ベルリン共同】ドイツ検察当局は31日、同国自動車大手フォルクスワーゲン(VW)や傘下の高級車メーカー、アウディのディーゼルエンジン車排ガス規制逃れ問題に絡み、詐欺罪でアウディのシュタドラー前会長を起訴したと発表した。シュタドラー氏はかつてVWの取締役を兼務しており、昨年6月にVWの現職役員として初めて逮捕された。起訴は30日付。

 規制逃れは2015年に発覚。排ガス浄化装置を検査時だけフル稼働させる違法なソフトウエアをディーゼル車に搭載する手口だった。

 当局によると、シュタドラー氏は規制逃れを知りながら、問題のある車の販売を止めようとしなかった。