政府は31日、2020年度予算編成のルールを示す概算要求基準を閣議了解した。高齢化に伴う社会保障費の伸びや成長戦略に重点配分する4兆円超の特別枠を盛り込んでおり、一般会計の要求総額は6年連続で100兆円を上回る見通し。10月の消費税率10%への引き上げに対応した景気対策など「別枠」の上積みも予定し、12月に決める予算案の総額も大台乗せが続くのは確実。19年度の101兆4571億円を超え、過去最大を更新する可能性がある。

 安倍晋三首相は臨時閣議前の経済財政諮問会議で、予算編成では「需要変動や最近の経済状況に十分目配りしながら適切な対応を講じる」と述べた。