日本女子大の理事長代行が委嘱した外部有識者委員会が、公正な調査をせずに理事の処分を提言したために精神的苦痛を受けたとして、処分された同大学の理事で名誉教授の永村真氏が31日、委員を務めた弁護士3人に計100万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。

 永村氏の代理人を務める久保利英明弁護士は「第三者委員会の委員の法的責任を問う訴訟は全国初だ」としている。

 学長選考を巡る問題で、理事長代行が昨年12月~今年1月、3人の弁護士に外部有識者委員を委嘱。委員会は1月21日、永村氏が理事長代行の解任を理事会に提案したのは違法で処分が相当との提言書を取りまとめた。