俳優の宇梶剛士さんが自身のルーツであるアイヌ民族をテーマに作・演出を手掛けた舞台「永遠ノ矢(トワノアイ)」が8月、東京と静岡で上演される。宇梶さんが主宰する「劇団パトスパック」の21作目で、アイヌのイソンクル(弓の名手)が天に放った矢(アイヌ語でアイ)を巡る、時代を超えたストーリーだ。

 タイトルにある「矢」について、宇梶さんは「人の思いの象徴。愛であったり怒りであったり、地球上に飛び交っている」と説明する。

 宇梶さんは端役に回り、演出に力を注いだ。26年ぶり、2作目のアイヌの作品に挑む。