兵庫県尼崎市で2017年に市立中2年の女子生徒=当時(13)=が自殺した問題で、学校がいじめに対する適切な対応を怠ったとして、母親(48)が市に慰謝料など約7900万円を求めた訴訟の第1回口頭弁論が30日、神戸地裁尼崎支部(田中健治裁判長)で開かれ、市側は請求棄却を求めた。

 市教育委員会の第三者委員会は今年3月、クラスで悪口を言われるなどのいじめがあり、自殺に影響したとの報告書を公表。いじめを示唆する女子生徒のアンケート内容を担任教諭が放置したことも判明した。

 市側は答弁書で、原告が不適切と指摘した教員の対応などについて認否を一部留保した。