国土交通省は30日、昨年の西日本豪雨による建物や農作物、インフラなどの被害額は約1兆1580億円(暫定値)だったと発表した。1976年台風17号の被害8844億円を大幅に上回り、61年の統計開始以来、単独の豪雨としては最大となった。

 内訳は、建物や農作物などの一般資産が7466億円、河川堤防や道路などの公共土木施設が3881億円、鉄道や水道、電力といった公益事業が234億円。

 都道府県別の被害額が最も大きかったのは、岡山県の4018億円。倉敷市真備町地区で堤防が決壊、広範囲で浸水したことが影響した。次いで広島県の3446億円、愛媛県の1217億円だった。