海上保安庁は30日、南海トラフ巨大地震の想定震源域で海底の地殻変動の観測態勢を強化しようと、新たに愛知県から和歌山県にかけての沖合4カ所の海底に観測機器を設置すると発表した。

 南海トラフ巨大地震は、沈み込む海側のプレートに引きずり込まれた陸側のプレートがはね上がることで発生すると考えられている。同庁は既に陸側のプレート上の15カ所に機器を設置している。今回の4カ所はこれまで手薄だった沈み込みが始まる付近。来年度もさらにこの付近に4カ所設置する予定という。