財務省は30日、全国財務局長会議で7月の経済情勢報告を示した。全国の景気は「回復している」とし、前回4月に付け加えた「生産の一部に弱さもみられる」との文言を削除した上で判断を据え置いた。11地域別の判断も全て据え置き、国内消費や雇用が引き続き堅調だった一方で、中国経済の減速が影響し一部の生産に弱めの動きが続いているとした。

 項目別の判断は生産活動について関東と九州南部を上方修正。人手不足を背景に生産用機械が増加し、中国向けの車載用電子部品も好調だった。一方、北陸と九州北部は下方修正。中国経済減速のあおりを受けてスマートフォン向け電子部品の需要が減退した。