【サンパウロ共同】ブラジル北部パラ州アルタミラの刑務所で29日、囚人らによる暴動が起き、少なくとも57人が死亡した。刑務所内で反目し合う犯罪組織同士の抗争とみられている。ロイター通信などが報じた。

 暴動は約5時間にわたって続き、死亡した囚人のうち16人は首を切断されていた。内部で火が放たれ、多くは煙で窒息死した。職員2人が人質となったが、後に解放された。刑務所は収容可能人数が200人のところ、311人の囚人がおり過密状態だった。

 ブラジルでは5月にも北部マナウスの4カ所の刑務所で囚人同士の抗争により、計55人が死亡する事件が起きている。