人気時代劇映画「旗本退屈男」シリーズで、俳優市川右太衛門さん(1907~99年)演じる主人公早乙女主水之介が身に着けた豪華な着物114点が、京都・太秦の東映京都撮影所に保管されているのを国際日本文化研究センター(日文研、京都市)の石川肇助教と東映が30日までに確認した。石川さんは「粋なデザインと高度な職人技が用いられ、戦後の時代劇映画黄金期をしのばせる、貴重な発見といえる」と評価している。

 衣装の一部は、当時のポスターなどと9月以降に東京都内で、10月にはパリで展示される。

 保管されていたのは50~63年に公開の計20作に使われた衣装だという。