京都市は29日、国指定史跡の岩倉具視幽棲旧宅(同市左京区)の土塀などに、複数の落書きが見つかったと明らかにした。墨のようなもので「坂本龍馬」(縦1メートル、横0・3メートル)と書かれており、市は京都府警に相談し、被害届の提出を検討している。

 市によると、落書きがあったのは旧宅南側の土塀と駒札、計3カ所で「(Paddy)参上」などとも書かれていた。いずれも敷地外の道路に接していて、28日午後5時ごろ、管理を委託されている会社の社員が発見した。

 旧宅は、幕末から明治にかけ活躍した公家・政治家の岩倉具視が1864~67年に住んでいた。