横浜市営地下鉄ブルーラインで6月、線路から撤去し忘れた保守点検用装置に電車が乗り上げ脱線した事故で、市は29日、管理部門が現場の作業実態を把握しておらず「組織全体のマネジメントに問題があった」とする調査委員会の報告書を公表した。

 報告書によると、6月5日の営業運転終了後に、「横取り装置」と呼ばれる装置の点検を実施。線路上に装置を固定したまま点検作業を終え、最終的な安全確認をせず、警報用の回転灯や警告灯を停止させていた。

 事故は6月6日午前5時25分ごろ、下飯田駅を出発した湘南台発あざみ野行き始発電車(6両編成)が先頭車両から5両目まで脱線した。