政府は29日、経済財政諮問会議を開き、内閣府による経済見通しを示した。19年度のGDP成長率はプラス0・9%と、1月に示した1・3%から0・4ポイント下方修正した。米中貿易摩擦などを背景とする中国経済減速の影響で、日本の輸出が落ち込んでいる状況を織り込んだ。

 今回初めて示した20年度の予測はプラス1・2%と回復を見込んだ。個人消費が伸び、海外経済の回復で輸出も改善するシナリオだが、19、20年度とも0・5%成長とする民間予測の平均値とは隔たりが大きい。

 19年度は、1月時点では輸出が前年度比3・0%増としていたが、今回は0・5%増と大幅に引き下げた。