【北京共同】22日に死去した中国の李鵬元首相の告別式が29日、党幹部らを埋葬する北京の「八宝山革命公墓」の式場で行われ、周辺に多数の警官が配置されるなど厳戒態勢が敷かれた。1989年6月の天安門事件で民主化運動の武力弾圧を主導した李氏への反発は根強く、中国指導部は死去をきっかけに弾圧への抗議が拡大しないよう神経をとがらせている。

 29日早朝、天安門広場周辺では半旗が掲げられた。告別式会場付近では、警官が集まったやじ馬に立ち去るよう促し、ガソリンスタンドは閉鎖されていた。抗議活動などを警戒したとみられる。