かんぽ生命保険の不正販売問題で、顧客に無断で契約書類を偽造するなど3件の法令違反事例が2018年度に発生していたことが29日、分かった。保険を販売する郵便局員向けの社内文書に、不適切な営業手法例として記載されていた。いずれも過大なノルマを達成するため、不正に手を染めたという。既に金融庁に届け出た。

 違反事例は、4月に発行した社内文書「適正募集ニュース」に記載。偽造契約は、日本郵便の50代課長が、顧客に無断で保険契約申込書を作成。顧客に加入したはずのない保険証券が届いたことで発覚。営業実績を上げられず、大きなプレッシャーを感じていたと説明しているという。