米軍が先月、戦闘中の限定的な核兵器使用を想定した新指針をまとめていたことが28日、分かった。核爆発後の放射線環境下で地上戦をどう継続するかなどの課題にも言及している。核弾頭の小型化を進めるトランプ政権下で、通常戦力の延長線上に核戦力を位置付ける傾向もうかがえる。

 新指針は米軍統合参謀本部が6月11日付でまとめた内部文書「核作戦」。ホームページで一度公開した後、非公開にした。全米科学者連盟が保存し開示している。

 文書では「核使用は戦闘領域を根本から変え、司令官が紛争でどう勝利するかを左右する状況をつくり出す」などと力説している。