2014年に噴火し、58人が死亡、5人が行方不明となった御嶽山(長野、岐阜両県)噴火災害の被災者家族会「山びこの会」は28日、慰霊登山を行った。御嶽山の頂上近くで花を供えたり、手を合わせたりし、祈りをささげた。

 寒くなく登りやすい開山中の夏場に追悼しようと、遺族ら15人前後が参加した。長野県木曽町側から入山し、噴火時刻の午前11時52分に合わせて黙とう。長男の英樹さん=当時(37)=を亡くした岡山県赤磐市の堀口純一さん(72)は「犠牲者を思い手を合わせた。二度と同じような災害が起きないよう、関係者は当時の状況を率直に語ってほしい」と唇をかんだ。