突風に見舞われた栃木県佐野市は27日、住宅の屋根瓦が飛ばされるなど90件を超える被害を確認した。宇都宮地方気象台は竜巻の可能性が高いと判断。市によると、同市植上町などの南北約2キロ、東西約250メートルの帯状の範囲で、屋根瓦の被害のほかに窓ガラスが割れたり、車庫の屋根が壊れたりした。

 気象台は27日午後も、派遣した職員6人が現場の住宅地に入り、住民に聞き取りをしたり、被害の様子を写真に収めたりした。被害が帯状に分布し、活発な積乱雲が通過中だったこと、「ゴー」という音が移動したという複数の証言があったことなどから、竜巻の可能性が高いとした。