ノーベル賞を受賞した本庶佑京都大特別教授と小野薬品工業ががん免疫治療薬「オプジーボ」の特許収入配分を巡って対立している問題で、小野薬品が本庶氏の求めていた配分引き上げに応じない代わりに、京都大に寄付する案の内容を修正した上で近く再提示する方針を固めたことが27日、分かった。本庶氏は小野薬品に対して提訴の準備をしつつ話も聴く意向で、昨年11月から途絶えていた交渉が再開する見通しとなった。

 小野薬品は昨年11月、最大300億円の寄付を提案していた。この金額が増額される可能性もある。