大掛かりな移動式舞台を使った野外歌舞伎を目玉とする「山あげ祭」が26日、栃木県那須烏山市で開幕し、歴史情緒あふれる演技が大勢の観客を魅了した。28日まで。

 山あげ祭は五穀豊穣などの祈願を起源とし、450年以上の歴史があるとされる。同祭の豪華な歌舞伎は江戸時代から始まったという。

 この日は、平安時代の武将渡辺綱が、京都の一条戻橋で美女に化けた鬼女と会い、襲われて大立ち回りとなる演目が披露された。観衆はきらびやかな舞台に見入り、カメラなどで撮影した。

 舞台後方には、竹の骨組みと和紙でできた背景に、山や滝が大きく描かれ、雰囲気を盛り上げた。