小さな魚を多数含んだ米国産の化石は、湖を泳いでいた群れが一瞬にして閉じ込められてできたとの分析結果を、米アリゾナ州立大と城西大のチームが26日までに発表した。近くでは肉食とみられる大型の魚の化石が出ており、チームは「小学校の教科書に収録された絵本『スイミー』のように、群れを1匹の大きな魚に見せかけ、食べられる危険を減らしたのではないか」とみている。

 化石は絶滅した淡水魚「エリスマトプテルス」の子259匹で、体長1~2センチ。それぞれの位置と向きから、互いに距離を保ち、同じ方向に進んでいたと推定した。