【カイロ共同】北アフリカのチュニジアのベジ・カイドセブシ大統領が25日、首都チュニスの軍病院で死去した。92歳だった。同国大統領府が発表した。中東民主化運動「アラブの春」の発火点となった同国で2014年末、自由選挙で選ばれた初の大統領となった。

 1956年の独立後、初代ブルギバ大統領の下で内相や外相などを歴任。ベンアリ政権下で国民議会(国会)議長を務めた。2011年のジャスミン革命により同政権崩壊後、暫定首相を一時務め、12年に世俗派政党「チュニジアの呼び掛け」を結成。14年12月の大統領選決選投票でマルズーキ暫定大統領を破り、当選した。