ギザギザの光が見えるなどの前兆の後に片頭痛に見舞われる人は、心臓に「卵円孔」という小さな穴が開いている―。こうした事象が報告されていることから、岡山大病院は25日、この穴をカテーテル(細い管)を使ってふさげば片頭痛改善の治療になるとして、国内初の治験を8月から始めると発表した。

 治験では脚の付け根からカテーテルを入れ、卵円孔に閉鎖栓を置いてふさぐ。対象は16歳以上60歳未満の前兆のある片頭痛患者で、投薬で改善しないケース。計4施設で約130人を対象に実施する計画だ。現場の医師が主体となる医師主導治験として行い、有効性や安全性を検証、保険適用を目指す。