「ルイス酸」という特殊な触媒を使い、医薬品の材料として注目されるアミノ酸化合物「ペプチド」を効率的に合成する手法を開発したと、中部大の山本尚教授(有機化学)らの研究チームが25日、記者会見して発表した。

 チームによると、ペプチドはアミノ酸が2~100個ほど結合した化合物。ペプチド医薬品は一般的な医薬品に比べ、分子のサイズが大きいため患部以外に行き渡らず、副作用が少ないと考えられている。しかし、ペプチドの合成コストが高く、ほとんど実用化されていない。アミノ酸50個のペプチドの価格が、1グラムで1億円するという。