東証1部上場の住宅関連会社「すてきナイスグループ」の粉飾決算事件で、逮捕された前会長の平田恒一郎容疑者(71)が赤字を黒字にするため、不動産の架空取引を促した取締役会のメモを横浜地検が押収していたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。横浜地検は平田容疑者が粉飾決算を主導したとみて調べている。

 捜査関係者によると、地検は5月の関係先の家宅捜索で、平田容疑者が2014年12月の役員会で「赤字の会社の家を誰が買うのか。営業利益9億、経常利益7億、純利益5億の黒字の数字を作れ」との趣旨の発言をしたとのメモを押収した。