東宮御所や東京国立博物館東洋館を設計した建築家の谷口吉郎(1904~79年)らの業績を展示する「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」が吉郎の出身地の金沢市に完成し25日、内覧会が開かれた。代表作である迎賓館赤坂離宮の和風別館「游心亭」の一部が再現され、長男で建築家の吉生氏(81)は「建築を知り、親しんで」と話した。開館は26日。

 同館は吉郎の生家跡に建てられ、吉生氏が設計。吉郎が手掛けた建築物の模型や設計図などの寄贈を吉生氏から受けた市が新設した。

 建物は地上2階、地下1階。2階は常設展示で、游心亭の広間と茶室や吉生氏が携わった建築物のパネルが鑑賞できる。