国土地理院は、震度5弱以上の地震の発生直後に崖崩れや地滑り、液状化現象などが起きる可能性がある地域や被害規模を推計する新システムの本格運用を始めた。震度5強以上では関係機関にデータを送り、救助や応急復旧といった初動対応の迅速化につなげる。

 新システム名称は「スグダス」で、震度5弱以上が観測されると作動。過去の地震を参考に地形の傾斜や地質のデータ、気象庁の震度情報などに基づいて、被害発生が懸念される地域を割り出す。危険度は地図上に250m~1km四方で色分けして表示する。地理院の担当者は「目視による状況確認が困難な夜間の災害などで特に有効だ」と話している。