【ウラジオストク共同】ロシアのメドベージェフ首相が8月に北方領土の択捉島を訪問する方向で調整していることが24日、分かった。複数のロシア当局者が明らかにした。プーチン大統領に次ぐナンバー2のメドベージェフ氏が実際に北方領土を訪れれば、2015年8月以来4年ぶりで4度目。色丹島を初めて訪問する構想も浮上している。

 プーチン政権は安倍晋三首相が16年5月の日ロ首脳会談で経済協力を提案、歩み寄りを見せ始めて以来、首相や国防相らの北方領土訪問を控えてきた。メドベージェフ氏が訪問に踏み切れば、日ロ両政府が北方領土で計画する共同経済活動などの交渉への影響は必至だ。