欧州連合(EU)からの離脱実現に強硬姿勢を取るジョンソン氏が英国の新首相に決まったことを受け、経済界では「合意なき離脱」への警戒感が高まっている。世界的な貿易や金融市場の混乱といった巨大なリスクを恐れない姿勢に、日本企業でも戸惑いが深まる。

 「英国内は相当混乱してきた。まずはこれをいったん鎮めて、離脱をどうしていくのか」。日本貿易会の中村邦晴会長(住友商事会長)は24日の記者会見で、日本企業のいら立ちを代弁した。

 ジョンソン氏はEUとの合意の有無にかかわらず、10月末の期限に離脱する方針を強調している。