富士通が台風や大雪などの災害時に人工知能(AI)を使って国道を監視し、車の立ち往生や、渋滞を発見する新システムを開発したことが24日、分かった。被害発生を早期に把握し、迅速な初動対応につなげる。7月中に国土交通省の一部の国道事務所で導入し、その後全国での活用を目指す。

 現在国交省は、全国2万台のカメラで国道の状況を監視。国道事務所1カ所当たり数百台のカメラの映像を見る必要があるが、職員の目視では災害の早期発見には限界があった。

 新システムは、AIが車両の停止や渋滞を発見しアラームなどで通知。自動で画像を抜き出して保存し、発生要因を検証できる機能も備える。