JR東日本は5日までに、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の影響で不通となっている福島県内の常磐線富岡―浪江間(約20・8キロ)の試運転を、18日に開始すると発表した。来年3月の運転再開を目指し、設備の確認を行う。

 震災で大きな損害を受けた岩手、宮城、福島3県の鉄道のうち、不通が続く最後の区間となっている。再開すれば、震災以来約9年ぶりの全線再開となる。

 同社によると、設備などの復旧工事はほぼ完了している。試運転では18日からの3日間、普通列車が毎日2往復する予定。線路のゆがみの有無や信号などの設備の動作を点検する。