【モスクワ共同】推理小説作家の島田荘司さん(71)が4日、日本の推理小説をロシアの読者に知ってもらう国際交流基金の活動の一環でモスクワで講演した。ロシアで推理小説は未発展のジャンルとされており、島田さんは「ロシアから才能が出てほしい。そのためのお手伝いができれば何でもしたい」と話した。

 島田さんの作品は、中国では30作品以上が翻訳されているが、ロシアでは昨年に「占星術殺人事件」、今年は「斜め屋敷の犯罪」が出版され、日本の推理小説で初の翻訳本となった。出版したエクスモ社によると、今後も綾辻行人さんや横山秀夫さん、湊かなえさんの作品の出版予定があるという。