NECが、大容量データ通信に対応する光海底ケーブルの生産能力を従来比で5割引き上げることが4日、分かった。海底ケーブルが必要な国際的な通信網は、グーグルなど「GAFA」と呼ばれる米巨大IT企業が大量の収集データを活用するため自前で構築する動きを加速させている。ケーブルの世界大手であるNECの受注も伸びており、能力増強を急ぐ。

 NECの2018年度の海底ケーブル事業は売上高が約430億円。翌年度以降の売り上げになる受注額は当初計画の約2倍の1千億円超と過去最高を更新した。需要拡大に応えるため、子会社が北九州市に構える工場の生産能力を19年度中に引き上げる。