【ワシントン共同】来年の米大統領選で政権奪還を目指す民主党の候補者指名争いで、黒人女性のハリス上院議員(55)が3日、撤退を表明した。一時上位に浮上した主要候補の離脱は初めて。最近は資金難から人員削減や事務所閉鎖に追い込まれるなど苦戦していた。立候補を表明しているのは15人となり、混戦は続く。

 ハリス氏は検察官出身。6月の第1回討論会で本命のバイデン前副大統領を前に、過去の人種政策を巡る発言を厳しく追及して舌鋒の鋭さが評判となり、一時平均支持率で2位に急伸した。

 だが、関心の高い国民皆保険制度導入の是非などを巡って発言に一貫性を欠き、徐々に失速していた。