秋田県男鹿市で31日、大みそかの伝統行事「ナマハゲ」が行われた。鬼のような面をかぶり、わらでできた「ケデ」と呼ばれる装束のナマハゲたちが雄たけびを上げ集落を巡り歩いた。安田豊勝さん(72)方を訪れた6人のナマハゲが「泣く子はいねがー」と大声を張り上げると、孫の小学3年の男子(9)はおびえた様子で「いい子にしてます。泣きません」と強がった。

 ナマハゲは怠け心を戒め、無病息災や豊作、豊漁をもたらす神の使いとされ、家の主人は料理や酒で丁重にもてなすのが習わし。2018年、「来訪神 仮面・仮装の神々」の一つとして、ユネスコの無形文化遺産に登録された。