【ニューヨーク共同】国連児童基金(ユニセフ)は、2010~19年を「紛争下の子どもたちにとって命懸けの10年間」と呼び「17万件以上の重大な犯罪行為を確認した」とする声明を30日付で発表した。フォア事務局長は「紛争当事者は『子どもの保護』という最も基本的な規則を破っている」と非難した。

 子どもの権利条約が採択された1989年以降で、紛争下にある国の数は最多。殺人や性暴力、拉致、学校や病院への攻撃などの「子どもに対する重大な犯罪行為」を、2018年には10年の2・5倍超に当たる2万4千件以上を確認。空爆や爆発物などで死傷した子どもは1万2千人以上に上った。