【台北共同】来年1月11日に台湾総統選を控え、3候補によるテレビ討論会が29日、台北で開かれた。与党、民進党の蔡英文総統は「中国から台湾の主権を守る」と訴え、最大野党、国民党の韓国瑜・高雄市長は「台湾人を欺いている」と蔡政権批判を展開した。

 蔡氏は、中国の習近平指導部が今年初頭から台湾統一圧力を強めてきたことへの危機感を表明して「主権と民主を守ることが総統の責任だ」と述べ、中国に対抗していくため「台湾の団結」を呼び掛けた。韓氏は「必ず中華民国の主権を守る」と述べ「親中色」払拭を図った。親民党の宋楚瑜主席は「中台間には多くの交流」が必要だと主張した。