JR九州は28日未明、香椎線の西戸崎―香椎(福岡市)間で、独自方式の自動列車運転装置(ATO)を導入した列車の走行試験を報道陣に公開した。人口減少で運転士の人材確保が難しくなることを視野に、将来は運転士の資格を持たない係員を運転席に乗せ自動運転で走らせたい考え。

 午前0時50分、雁ノ巣駅で運転士が走行開始のボタンを押し発車。運転台の操作なしで加速や減速を繰り返し、次の駅の所定位置で停車した。人が立ち入るなどのトラブルを想定し、手動で緊急停車させる試験もした。

 古宮洋二鉄道事業本部長は「通常の運転とほぼ変わらなくなってきた」と手応えを語った。