自民党の河井克行前法相の妻で、同党の河井案里参院議員の選挙事務所が7月の参院選で車上運動員に法定の上限を超える報酬を支払ったと報じられた問題で、広島地検が複数の車上運動員らから任意で事情聴取していたことが28日、関係者への取材で分かった。大学教授や地元の有権者らが公選法違反容疑で河井夫妻らに対する告発状を出していた。

 地検は案里氏の選挙に関わった関係者から資料の提供も受けており、立件の可否を慎重に見極めるとみられる。

 告発状では選挙カーでアナウンスする車上運動員13人に対し、日当として法定上限の1万5千円を超える3万円を支払ったなどとしている。