インターネットバンキングの口座から預金が不正に引き出され、送金される被害が激増している。警察庁によると、11月の発生件数は573件、被害額は約7億7600万円で、件数は3カ月前の8月の5・5倍、被害額は11・5倍になった。全国銀行協会(全銀協)は「一人一人が詐欺に遭わないように注意することが効果的な対策」と強調している。

 代表的な手口は、銀行を装い「セキュリティー強化のため、ネットバンキングを一時停止しております。再開手続きをお願いします」といった内容のショートメッセージを不特定多数の携帯電話番号に送り付ける方法。偽サイトに誘導して個人情報を入力させる。