新年に皇居・宮殿や天皇ご一家の住まいの赤坂御所などを飾る伝統の盆栽「春飾り」の準備が大詰めを迎え、宮内庁は25日、作業風景を報道陣に公開した。

 松竹梅や千両、万両など縁起のよい草木を寄せ植えした盆栽で、古いものでは樹齢150年を超えるウメの木を用い、大型のものは高さ約2メートルにもなる。この日は皇居内で、宮内庁庭園課の職員が盆栽の根元にコケを張ったり、川を表現する白い化粧砂を敷いたりする仕上げ作業をした。

 出来上がった春飾りは、皇居内にある上皇ご夫妻の住まいの吹上仙洞御所や宮内庁庁舎、赤坂御用地内にある各宮邸にも置かれる予定で、新年を迎える皇室を彩る。