届け出と異なる方法で医薬品を製造したとして山口県から18日間の業務停止命令を受けた協和発酵バイオ防府工場(山口県防府市)を巡り、協和発酵バイオ山口事業所の幹部らが24日、県庁で記者会見し、無菌性を確保できない恐れのある抗がん剤を自主回収していると説明した。

 幹部らによると製造工程で使うフィルターの殺菌方法が届け出の内容と異なっていた。自主回収の対象は2016年5月~19年9月に出荷された抗がん剤約38万本で、協和キリンに供給していた。

 弁護士など第三者による調査委員会が10月上旬に設置されており、年内にも報告を取りまとめる。来年1月下旬の公表を目指す。