岩手県の第三セクター三陸鉄道は23日、台風19号の影響で6割超にあたる104・5キロが不通となっているリアス線について来年3月20日に全線で運行を再開すると発表した。リアス線は同22日、東京五輪の聖火を「復興の火」として運び、東日本大震災の被災地で巡回展示する予定。三鉄を利用できない懸念も出ていたが、間に合う見通しとなった。

 不通が続く田野畑―田老間22・9キロは今月28日、津軽石―陸中山田間17・3キロは来年1月16日に再開する予定で、残りも順次再開していくとしている。

 19年度決算は純損益で約1億円の赤字になるとの見通しも公表した。赤字は4年連続。