【モスクワ共同】ロシアのラブロフ外相は22日放映のテレビ番組で、米ロの中距離核戦力(INF)廃棄条約の失効を受け、米国が日本や韓国への中距離ミサイル配備を検討していると強調した。日韓に配備されれば「ロシアのウラル地域まで到達することになる」と述べ、ロシア領土の大部分が標的となるとの強い懸念を表明した。

 ラブロフ氏は19日にモスクワで会談した茂木敏充外相とこの問題を協議したことを明らかにしたが、「ロシア国境近くに中距離ミサイルが現れる」との懸念は解消していないとの認識を示した。