京都の観光名所・嵐山の浸水被害を軽減させるため、国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所は、京都市右京区の桂川左岸に、約260メートルにわたり可動式の止水壁を整備する計画をまとめた。

 嵐山は、渡月橋を中心とする一帯が国の史跡と名勝に指定されている。同事務所によると、周囲の景観と調和を図るため、通常時は止水壁が見えない構造とし、デザインも歴史的な町並みに合うものを選んだ。

 計画では、渡月橋の上流約20メートルの地点から上流に向かって約260メートルの区間に止水壁を設ける。歩道の端にコンクリート製の固定部を整備し、高さ約80センチの止水壁を格納する。