英語の民間検定試験と国数の記述式問題の導入見送りが相次いで決まった大学入学共通テストを巡り、教育関係者や高校生ら数十人が20日、東京・霞が関の文部科学省前に集まり「導入見送りではなく完全な白紙撤回を」と訴えた。

 東京都の高校2年の男子生徒は、文科省が思考力、判断力、表現力の育成を掲げていることを念頭に、同省の姿勢を「先を考える思考力、このままじゃだめだというときに立ち止まれる判断力、改革の必要性を説明する表現力が欠けている」と皮肉った。

 英語民間試験は、文科省が11月に導入見送りを決定。国数の記述式問題も、萩生田光一文科相が今月17日に見送りを発表した。