福井県議会は20日、関西電力役員らに多額の金品を渡していた同県高浜町の元助役から、歴代の県警幹部や県議も金品を受け取っていなかったかの調査を求め市民団体が提出した請願を、最大会派の県会自民党などの反対多数で不採択とした。

 福井県が設置した調査委員会は、退職者を含む職員109人が元助役の森山栄治氏(故人)から現金や贈答品を受領していたとする報告をまとめたが、委員3人はいずれも県の顧問弁護士で、調査対象に県警職員と県議は含まれていなかった。

 請願は、県議会として県と県警に第三者委員会の設置を要請するよう求めたほか、県議の金品受領の有無も調べるよう訴えていた。